【登壇レポート】ダウン症のお子さまをもつ家族会のイベントで紀が講演と対話をおこないました

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12月8日、日本ダウン症協会品川支部(ポラリス品川)が主催するイベントにて、会長の紀が「個別サポート付き障害者向け住宅という選択」について講演いたしました。

ポラリス品川は、ダウン症のお子さまがいらっしゃるご家族を中心に品川区で活動する会員70名ほどの団体です。定期的に講師をお招きした講演会や勉強会、お子さまを集めてレクリエーションを行っています。
今回、お子さまが成長した先の「住まいの選択」ということで講演と対話の依頼をいただきました。
日曜日にも関わらず、30名強のご家族にお集まりいただきました。

質疑応答では、
・一度入居したらずっと入居していられるの?
・将来グループホームに入居するために今のうちにやるべきことは?
・入居後の利用料のやりくりは?
・病院の予約などもしてくれるの?
など、ご家族ならではの観点で質問をたくさんいただきました。

グループホーム自体をよく知らない、住み続けることができることも知らなかったという方が多く、未来に希望が持てたという感想をいただきました。
GOOD LIFE HOLDINGSで行っている「グループホーム経営者育成事業」のお話もしたところ、参加者からは「ぜひ自分たちの手でグループホームをつくりたい」と手をあげていただいた方も。
ある地域では、親御さんが3家族集まってお子さまが小さい頃から障害年金を貯めて、自分たちの子どものためのホームを建てて運営事業者につなげて「自分たちの手で子どもの住まいを確保する」という取り組みがあることも教えてくださいました。
その後、参加者のみなさんから温かいメッセージをいただきました。


一部紹介させていただきます。
・この仕組みが孫が大きくなる頃にひろがればいいなと思いました
・都心部にも利用者目線にたったステキなホームが多くできるとよいなと思いました
・何年か後に地方へ移住して子供や近隣の障害者のためにグループホームを開きたいなぁと思い始めていたところでした。こんな面白く温かい会社があったなんてと嬉しい気持ちになりました。もし目処がたったら、改めてまたお話を聴かせていただきたいです

KINOPPIの家は現在どこも満室で、入居待ちが続いている状況です。
茨城県南を中心に急ピッチで開所を進めておりますが、まだまだ需要に追いつきません。
入居を心待ちにしているご家族のために、全国で個別サポート付き障害者向け住宅を広げるために、グループホーム経営者を育成する事業も行っています。
当事者ご家族が自らの手でお子さまの住まいを確保しようとされているお姿をみて、我々もより一層、サポート体制を整えていこうと決心を新たにいたしました。
また、まだまだグループホームや個別サポート付き障害者向け住宅についてご存じない当事者の方がたくさんいて、多くの方にこの取り組みをお話する必要性にも気づきました。
代表の紀やスタッフがお伺いし、KINOPPIの家、KINOPPI CAFEの取り組みをお話いたしますので、講演をご希望の方は、以下よりお問い合わせください。

ポラリス品川のみなさん、貴重な機会をいただき、どうもありがとうございました。

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